IL VINO について
IL VINO
メンバー全員が東京藝術大学で声楽を学んだ男声4名による実力派ヴォーカルアンサンブル。それぞれがオペラやコーラスの分野で活動し、コンクールでも入賞を重ねている。
テノール
市川浩平(いちかわこうへい)
静岡県藤枝市出身。東京藝術大学卒業(松田トシ賞等多数受賞)。同大学院オペラ科修了。その後1年間ミラノに留学。ニ期会オペラ研修所第60期マスタークラス修了(最優秀賞、川崎靜子賞)。第51回日伊声楽コンコルソ第3位。第25回奏楽堂日本歌曲コンクール第3位。第86回日本音楽コンクールオペラ部門入賞など多数入賞。オペラでは新国立劇場オペラ研修所修了公演『カンピエッロ』にゾルゼートにて賛助出演、二期会『アルチーナ』オロンテ、日生劇場『コジ・ファン・トゥッテ』フェランドで出演し高い評価を得ている。その他にタミーノ、パオリーノ、ネモリーノ、アルフレード(椿姫)、ロドルフォ、ピンカートン、ホセ、トゥリッドゥ、ペッペ(道化師)、アルフレート(こうもり)などを演じる。また第59回藝大メサイア、四季、楽園とペリ、第九などで宗教曲のソリストも務める。二期会会員。
テノール
小俣貴弘(おまたたかひろ)
東京都八王子市出身。東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。多摩フレッシュコンサート2010入選。都立府中西高校に在校していた時から合唱やアンサンブルに親しみ、声楽を学ぶために東京芸術大学に進学。これまでにオペラ「トスカ」「ホフマン物語」などに出演。後楽園ホールにて女子プロレス タイトルマッチでの国歌独唱を務めるなど研鑽を続けている。また、美術館でのコンサートや、チャペルコンサートなども精力的に行っており、正当なオペラの舞台から、カジュアルなサロンコンサートまで、幅広く活躍中。
バリトン
関口直仁(せきぐちなおひと)
岩手県出身。岩手県立不来方高等学校普通科音楽コース、東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。高校在学中からコンクールに出場し、「高校生のための歌曲コンクール」において2年連続で奨励賞。「第56回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部」において第3位入賞。「奏楽堂日本歌曲コンクール第28回歌唱部門」入選。大学在学中より声楽家としてコンサートホールやレコーディングスタジオで活動をはじめる。演奏活動の一方で「心に刺さる音楽」をモットーに、関東近郊の合唱団やタレントスクール、カルチャースクールでアツい指導を行っている。洗足学園音楽大学ミュージカルコース演奏補助要員。
バリトン
松井永太郎(まついえいたろう)
青森県八戸市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。市川市文化振興財団第30回新人演奏家コンクール声楽部門にて最優秀賞受賞。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。二期会主催オペラにおいて『ダナエの愛』4人の王&4人の衛兵役でデビュー。その後『ナクソス島のアリアドネ』トゥルファルディン役『ばらの騎士』公証人役『サロメ』ユダヤ人5役で出演。また他の団体において『魔笛』パパゲーノ・弁者・ザラストロ役『泥棒とオールドミス』ボブ役『フィガロの結婚』バルトロ・アントニオ役『コシ・ファン・トゥッテ』グリエルモ・アルフォンソ役『ジャンニ・スキッキ』マルコ・スピネロッチョ・アマンツィオ役等で出演。フォーレ『レクイエム』ブラームス『ドイツレクイエム』モーツァルト『レクイエム』ドヴォルザーク『スターバトマーテル』ベートーベン『第九』ヘンデル『メサイア』などのコンサートでソロを勤める。声楽アンサンブルvox humana、vocal ensemble歌譜喜に所属。二期会会員。